ロリポップサーバーで構築したサイトが重くなってきたので、代わりのサーバーを探していたのですが、
「超高速」というキーワードに惹かれて、この「wpX」を使ってみました。
ズバリ、かなりおすすめです。
その理由や使い方などをメモしておきます。
ロリポップサーバーの移転先は前から探していろいろ試してはみたのですが、なかなかいいものが見つかりませんでした。
まず最初に試したのが無限サーバーです。
月額480円ながら、ディスク容量もデータベース数もドメイン数も無制限という事で、試してみました。
その結果、一言でいうと残念な結果でした。表示レスポンスはロリポップの方が数段いいように感じます。
特に管理画面が重く、投稿中にフリーズしてしまったり、下書き保存しようとすると応答が無かったり、作業効率が著しく落ちてしまいました。
無限とはいっても、サーバースペックや回線については謳っていない事に後で気づきました。
この辺りはかなり絞っているものだと思われます。
次に試したのが網元です。将来の拡張性を考えるとクラウドサービスを試してみたく、AmazonEC2が安いという情報があったのが理由です。
こちらも正直微妙です。
まず、構築するのが大変です。アカウントを取得したり、インスタンスを設定したり、一度やってみると理解できますが、途中から英語になってしまったりするため、かなり苦戦します。
詳しくはこちら。
次に料金です。無料枠の「Micro」ではすぐにCPUが振り切れてしまい、レスポンスが非常に悪くなってしまいました。
1ランク上の「Small」に変更して解決はしたのですが、この「Small」にすると、月額58ドルほどになってしまい、結局高いものになってしまいました。。かなりの大規模サイトサイトでないと割に合わないようです。
それ以上に困るのが、この網元で使っているNginxというウェブサーバー。
網元ではApacheではなくNginx(エンジンエックスと読むそうです)というウェブサーバーを使っています。
高速なのが特徴だそうですが、あらゆる所にキャッシュが効いてしまい、結果、変な挙動を起こしてしまいます。
場合によっては設定を変更したり、キャッシュをクリアする必要があるのですが、ユーザーが少ないため、Nginxの情報もあまりありません。これを解決するだけでかなり時間を取られました。
シンプルな構造のサイトなら問題ないかもしれませんが、プラグインを多用しているサイトでは注意が必要なようです。
前置きが長くなりましたが、最後にたどり着いたのが「wpX」です。
月額1050円ではありますが、これで1050円は安いと思うほど満足なサーバーです。
「超高速」と謳っているだけあって、感動的に高速です。
WordPressで記事作成をする際、「下書き」「公開」ボタンをクリックした際、待たされることがよくありますが、「wpX」では一瞬で更新されます。
ダッシュボードを開いたり、管理メニューを切り替えたりする際もサクサク動き、作業時間が半分になったような気分になります。
管理画面は専用の日本語ページで、とてもシンプルで分かりやすくできています。
WordPressをインストールする際は、この管理画面に従っていくだけで完成します。
ロリポップなどの簡単インストールより簡単にインストールできてしまいます。
複数のサイトを立ち上げる際も同じ手順を繰り返すだけなので、マルチサイトやマルチドメインの設定などは意識する必要ありません。
このクラスのレンタルサーバーではあまりないリソース状況の確認ができます。
CPU使用率や転送量などがグラフで確認できますので、サイトが重い時などの原因の切り分けなどにも役立ちます。
お試し期間が14日間ありますので、一度試してみてください。
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